第20回 坊っちゃんカップヨット大会
帆走指示書(SI)
主催:愛媛県セーリング連盟
協賛:一宮グループ
会場:新居浜マリーナ 愛媛県新居浜市垣生3丁目乙324番地
2024/10/24 Rev.1
・SI 10 マークに
「ゲートマーク3sおよび3pは、オレンジ色のロボットマークを使用する。」を追加
・別添図 B のマーク3をゲートマーク 3s/3p に変更
2024/10/26 Rev.2
・レース日程の変更
・10.マークの変更
・13.フィニッシュの変更
・15.タイム・リミットとターゲット・タイム
〔NP〕の表記は、艇は、他艇の規則違反に対し抗議できないことを意味する。これは、RRS60.1(a)を変更している。
〔SP〕は、レース委員会またはテクニカル委員会が審問なしに標準ペナルティを適用することができる規則を意味する。これは規則63.1及びA5を変更している。
1. 規則
本大会は、以下の規則を適用する。
1.1 2021-2024「セーリング競技規則」(以下RRSという。)に定義された規則が適用される。
1.2 OP級AクラスについてはRRS付則Pが適用される。
2. 帆走指示書の変更
帆走指示書の変更は、それが発効する当日の各クラスの予告信号の60分前までに大会LINEオープンチャットで通知される。但し、レース日程の変更は、発効する前日の18:00までに通知される。
3. 選手とのコミュニケーション
3.1 競技者への通告は、大会LINEオープンチャットで行われる。
3.2 〔DP〕レース中、緊急の場合を除き、艇は音声やデータを送信してはならず、かつ、すべての艇が利用できない音声やデータ通信を受信してはならない。この制限はモバイルフォンにも適用される。
4. 行動規範
4.1 〔DP〕競技者および支援者は、レース委員会からの合理的な要求に応じなければならない。
5. 陸上で発する信号
5.1 陸上で発する信号は、艇庫前に設置されたポールに掲揚する。信号がクラス旗の上に掲揚された場合は、そのクラスにのみ適用する。
5.2 〔NP〕〔DP〕音響1声と共に掲揚される「D旗」は、「艇はこの信号が発せられるまでハーバーから離れないようにしなければならない」ことを意味する。また、予告信号は、D旗の掲揚後30分より前に発せられない。
6. レース日程
6.1 日程
10月 26日(土)
10:45 ブリーフィング
11:45 ILCA4 第1レース予告信号
11:50 OP級Aクラス 第1レース予告信号
11:55 OP級Bクラス 第1レース予告信号
引き続きレースを行う
10月 27日(日)
8:00 ブリーフィング
8:50 OP級Aクラス 最初のレースの予告信号
8:57 OP級Bクラス 最初のレース予告信号
9:04 ILCA4クラス 最初のレース予告信号
引き続きレースを行う
6.2 レース数
クラス | レース数 | 1日あたりの最大レース数 |
OP級Aクラス | 7 | 5 |
OP級Bクラス | 7 | 5 |
ILCA4 | 7 | 5 |
OP級Cクラス | 可能な限り | レース委員会の裁量 |
6.3 RRSレース信号「オレンジ旗」に以下を追加する。
レースが間もなく始まることを艇に注意喚起するため、予告信号を発する最低5分前までに、レース委員会信号船に音響1声とともにオレンジ旗を掲揚する。
6.4 大会最終日は、13:00以降の予告信号は発しない。
7. クラス旗及びクラスの識別
7.1 クラス旗は、次のとおりとする。
OP級Aクラス 『黒字OP』旗
OP級Bクラス 『赤字OP』旗
ILCA4 『レーザー4.7』旗
7.2 OP級Bクラスは識別のためにセールのトップに識別リボンを取り付ける。リボンは受付時に配布される。
8. レース・エリア
添付図AのB海面を使用する。ただし、レース委員会は状況によりレース・エリアを変更することができる。この通りにならなくても艇からの救済要求の根拠とはならない。これはRRS62.1(a)を変更している。
9.コース
9.1 添付図Bは、各レグ間のおおよその角度、通過すべきマークの順序及び各マークの通過する側を含むコースを示す。
9.2 予告信号以前もしくは同時にレース委員会信号船に、選択されるコースを掲示する。また、最初のレグのおおよそのコンパス方位を掲示する。
10.マーク
10.1 添付図Bで示すマーク1、2、3は、ピンク色の円錐台形ブイを使用する。ただし,OP級Bクラスのマーク1は青色の円柱形ブイとする。
10.2 添付図Bで示すゲートマーク3sおよび3pは、オレンジ色のロボットマークを使用する。
10.3 OP級Aクラスのスタート・マークは、スタート・ラインのスターボードの端となるレース委員会信号船とポートの端にあるレース委員会運営船とする。
10.4 OP級BクラスとILCA4のスタート・マークは、スタート・ラインのスターボードの端となるレース委員会信号船とポートの端にある黄色の細い円柱形ブイとする。
10.5-1 OP級Bクラスのフィニッシュ・マークは、フィニッシュ・ラインのポートの端となるレース委員会の信号船とスターボードの端にあるオレンジ色の球形ブイとする。
10.5-2 ILCA4級、OP級Aクラスのフィニッシュ・マークは、フィニッシュ・ラインのポートの端となるピンク色の円錐台形ブイとスターボードの端にあるレース委員会船とする。
10.6 SI12に従い、コースの次のレグの変更により新しいマークを用いる場合には、黄色の円柱形ブイを使用する。その後、再び新しいマークに置き換える場合は、元のマークを使用する。
11.スタート
11.1 OP級Aクラスのスタート・ラインは、スターボードの端にある「オレンジ旗」を掲揚しているポールとポートの端にある「オレンジ旗」を掲揚しているポールの間とする。
11.2 OP級BクラスとILCA4のスタート・ラインは、スターボードの端にある「オレンジ旗」を掲揚しているポールとポートの端にある黄色の細い円柱形ブイの間とする。
11.3 〔DP〕予告信号が発せられていないクラスの艇は、他のレースのスタート手順の間、スタート・エリアを回避しなければならない。
11.4 スタート信号後4分以内にスタートしない艇は、審問なしに「DNS」と記録される。この項は、RRSA5.1及びA5.2を変更している。
12.コースの次のレグの変更
12.1 コースの次のレグを変更するために、レース委員会は新しいマークを設置し、(または、フィニッシュ・ラインを移動し)、実行できれば直ぐに「元のマーク」を除去する。その後の変更で新しいマークを置き換える場合、そのマークは「元のマーク」で置き換える。
13.フィニッシュ
13.1-1 OP級Bクラスのフィニッシュ・ラインは、ポートの端にあるフィニッシュ・マーク上に『青色旗』を掲揚しているポールと、スターボードの端にあるフィニッシュ・マークのコース側の間とする。
13.1-2 ILCA4級、OP級Aクラスのフィニッシュ・ラインは、ポートの端にあるピンク色の円錐台形ブイとスターボードの端にあるレース委員会の『青色旗』を掲揚しているポールの間とする。
14.ペナルティ方式
14.1 〔SP〕の記されたSIの規則の違反に対する標準ペナルティは10月26日の受付までにLINEオープンチャットに掲載する。
15.タイム・リミットとターゲット・タイム
15.1 タイム・リミットとフィニッシュ・ウィンドゥ及びターゲット・タイムは、次のとおりとする。
種 目 | タイム・リミット | マーク1のタイム・リミット | フィニッシュ・ウィンドウ | ターゲット・タイム |
レーザー4.7 | 60分 | 20分 | 15分 | 25分 |
OP級 Aクラス | 60分 | 25分 | 15分 | 35分 |
OP級 Bクラス | 60分 | 20分 | 15分 | 20分 |
15.2 マーク1のタイム・リミット内に1艇もマーク1を通過しなかった場合、レースは中止される。
15.3 フィニッシュ・ウィンドウは、RRS30.3または30.4に抵触しない最初の艇がコースを帆走してフィニッシュした後、艇がフィニッシュするまでの時間である。フィニッシュ・ウィンドウ内にフィニッシュできず、かつ、その後リタイアせず、ペナルティを課されず、または救済を与えられなかった艇は、審問なしに「フィニッシュしなかった(DNF)」と記録される。これはRRS35、A5.1、A5.2を変更している。
15.4 ターゲット・タイムどおりとならなくても、救済要求の根拠とはならない。これは、RRS62.1(a)を変更している。
16.審問要求
16.1 それぞれのクラスに対して、抗議締切時間はその日の最終レースに最終艇がフィニッシュした後、またはレース委員会が、本日これ以上レースを行わないという信号を発した後、どちらか遅い方から60分とする。時刻はLINEオープンチャットに掲示する。ただし、プロテスト委員会の裁量により、この時刻を延長することがある。
16.2 審問要求の様式はレースオフィスで入手できる。
16.3 審問の当事者であるか、または証人として名前があげられている競技者に、審問のことを知らせるため、抗議締切時刻後20分以内に通告が掲示される。審問は艇庫内にあるプロテストルームにて、掲示した時刻に始められる。
16.4 付則Pに基づきRRS42違反に対するペナルティを課された艇のリストは掲示される。
16.5 レースを行う最終日には、プロテスト委員会の判決に基づく救済要求は、判決の掲示から15分以内に提出しなければならない。これは、RRS62.2を変更している。
17.得点
17.1 シリーズの成立には、1レースを完了することが必要である。
17.2 完了したレースが4レース未満だった場合、艇のシリーズの得点は、すべてのレースの得点の合計とする。
17.3 完了したレースが4レース以上だった場合、艇のシリーズの得点は、最も悪い得点を除外したレースの得点の合計とする。
18.〔NP〕安全規定
18.1 〔DP〕〔SP〕競技者は、出艇申告書にサインをした後でなければ出艇してはならない。出艇申告書は、予告信号の60分前からレースオフィスに用意される。
18.2 〔DP〕〔SP〕競技者は、その日の最終レースに最終艇がフィニッシュした後、またはレース委員会が、本日これ以上レースを行わないという信号を発した後、どちらか遅い方から60分以内にレースオフィスに用意される帰着申告書にサインをしなければならない。
18.3 レースの中止または延期により帰着した場合も帰着申告を行わなければならない。また中止または延期されたレースが再開される場合にはSI18.1に従い出艇申告を行わなければならない。
18.4 レース委員会は、救助を要すると判断した場合、競技者の意思に関わらず救助することがある。これを理由に救済の要求はできない。この項は、RRS62.1(a)を変更している。
18.5 レースをリタイアする艇、またはレース・エリアを離れる艇は、出来うる限りレース委員会船にその旨を伝えなければならない。また、帰着後直ちにSI18.2の帰着申告を行った上、その際にその旨を報告しなければならない。
19.〔DP〕装備の交換
損傷または紛失した装備の交換は、テクニカル委員会の承認なしでは許可されない。交換の要請は、最初の妥当な機会にテクニカル委員会に行わなければならない。
20.〔DP〕装備と計測のチェック
20.1 艇または装備は、クラス規則と帆走指示書に従っていることを確認するため、いつでも検査されることがある。
21.〔NP〕〔DP〕支援チーム
21.1 支援者は、準備信号の時刻からすべての艇がフィニッシュするか、もしくはリタイアするか、またはレース委員会が延期、ゼネラルリコールもしくは中止信号を発するまでレースをしているエリアの外側にいなければならない。ただし、OP級Bクラスの支援艇についてはこの限りではない。
21.2 レース委員会から救助活動の要請があった場合は、レース・エリアに入ることができる。
21.3 支援艇はレスキュー対応の為、乗員は定員×50%とする。ただし、小数点以下切り上げた人数とする。
22.ゴミの処分
ごみは、支援艇または大会運営船に渡してもよい。
23.賞
レース公示の通りとする。
24.リスクステートメント
24.1 RRS 3 には『レースに参加するか、またはレースを続けるかについての艇の決定の責任は、その艇にのみある。』とある。大会に参加することによって、それぞれの競技者は、セーリングには内在するリスクがあり、潜在的な危険を伴う行動であることに合意し、認めることになる。これらのリスクには、強風、荒れた海、天候の突然の変化、機器の故障、艇の操船の誤り、他艇の未熟な操船術、バランスの悪い不安定な足場、疲労による傷害のリスクの増大などがある。セーリング・スポーツに固有なのは、溺死、心的外傷、低体温症、その他の原因による一生消えない重 篤な傷害、死亡のリスクである。
添付図-A レース・エリア
添付図-B コース図
第20回 坊っちゃんカップヨット大会
OP級Cクラス
レースの説明
1.集合時間
10月26日(土) 11:30 OP級Cクラス 艇庫前に集合
10月27日(日) 9:00 OP級Cクラス 艇庫前に集合
※大会最終日は、12:00以降のレースは実施しない。
2.レースの方法
OP3艇または4艇を使用し、出来るだけ多くのレースを実施し、合計得点で順位を決定します。
レース委員長の裁量により、順位決定戦を行うこともある。
タイが解けない場合は、じゃんけんにより順位を決定する。
3.コース
①水辺に浮かべているヨットに乗って笛の合図で、スタート!
②海上に設置されたブイを回航。必ず左まわり!
③着岸してフィニッシュ!
4.注意事項
①必ずライフジャケットを着用しよう!
②相手を押したり、船をつかんだり邪魔をするようなことはやめよう!
③リタイアする場合は、スタッフに必ず声をかけよう!
④スタッフの説明は、しっかり聞こう!